コンピュータ部品設計者の言いたい放題

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うーん、電子回路の学会らしい発表だ

当時、学会の座長(もちろん日本語)もしたこともあるけど、量子コンピュータのモデルシミュレータをFPGAに焼いたという発表が2件も入っていた。最高学府の学生さんの発表だったがあまりにも専門すぎて会場から質問が出ない。こういうときは、質問もないようなので次の発表に。。。というのは野暮なので、座長が2,3個、初歩的な質問をするのだが、なにせ量子コンピュータの目的や原理がわからない。今でもわからない。量子論の確率モデルをデジタル回路実現したときの誤差のようなものは大きいのか?とか、使ったFPGAの規模は?とかその規模には何個のスピンモデルが入るのか?とやっている専門家にはとんちんかんな質問をしたように覚えている。自分たちが苦労しているところとかけ離れた質問なので、何を聞いてんじゃこいつ、みたいな回答で全然答えになっていない。まだ、学生さんだったというのもあるが、結局、研究室の教授らしき先生が全部答えてくれた。核心から離れた質問だったが的確にフォローしてくれた。

話が逸れてしまったが、ISSCCには先端的セッションがいくつかあり、たまに突拍子もない目的のチップやこりゃ量産できないだろうというような実験的チップも出てくる。半導体の最大の学会であり、インテルをはじめ企業の製品宣伝の場とも揶揄される学会で採択率が非常に低い狭き門である。それだけの技術とリソースが無い大学のひがみでもあるのだが。査読側も企業が多く、大学のアイディアだけではほとんど通らない。

最近は、企業とコラボする大学も増えて実績としている。手前味噌で申し訳ないが、20年ぐらい前にさかのぼる。修士のときの自分の研究内容で大学単独でこの学会に採択された。半導体の大御所の先生に絶賛された。でも、英語嫌いの当時のおいらは、発表は指導教官にゆだねたww

ある演算をする通常CMOSと目的を一緒とする回路ブロックだが、回路実現が普通とは違った。そこを先駆的と判断してくれたらしい。元気だった若かりし頃の栄光だった。。。


【福田昭のセミコン業界最前線】“量子コンピュータに匹敵する日立の新型半導体コンピュータ”の正体 - PC Watch

 

 



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